2018年4月16日月曜日

しっかりせよ団塊

 老人ホーム家族会の定期総会を終えた。
 出席したメンバーはもちろん「介護する」家族だが、政府の介護制度の見通しを聞くと、Ⅰ 地域包括ケアシステム Ⅱ 自立支援 Ⅲ 多様な人材確保 Ⅳ 介護サービスの適正化・・・などなど、テーマの中心は団塊の世代が75歳以上となる2025年問題なので、頭の中は自分自身の介護のされ方、もっと言えば甘い言葉でどう介護から排除されるのかに関心がいった。
 
 私は団塊の世代の前の世代の最後、団塊の世代の兆しの最初にいる。
 少し後ろが本格的な団塊の世代で、息子は団塊ジュニアである。
 思い起こせば、プレハブ教室、講堂内の間仕切り教室、60人学級等々で、就職してからもことあるごとに団塊対策で賃金や昇進の制度改悪と直面してきた。
 そのため、いろいろ批判もあるが学園紛争のような新しい運動もいろんな局面であった団塊の世代だ。
 そして、最後にガ~ンとやられるのがこの介護問題だ。

 と言ったことに当の団塊の世代はどれだけ気付いているだろうか。
 「前の世代は好かった」的な分断策に乗せられずに、もう一度1970年代的な政治運動を考えないか。
 「ネットなんか苦手や」みたいなことをホザイテイル場合ではありませんぞ。はい。

 夜には役員らで懇親会を行った。次々に歌も飛び出し時の経つのも忘れるほどの元気の良さだった。
 そのパワーは他の世代の追随を許さないほどだった。
 そのときには老人ホーム入居者自治会を作って頑張ろうと約束した。
 しかし、自治会活動ができる間は入居できないジレンマがある。

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