2018年4月13日金曜日

天網は漏らさず

東大寺大仏殿
   秘密保護法のとき、
 警察「秘密保護法違反でお前を逮捕する」
 私 「私がどんな秘密を漏らしたというのだ」
 警察「それは秘密だ」
とブログに書いたが、今般の自衛隊イラク日報隠蔽と自民党改憲案の緊急事態条項を重ね合わせると、
 首相「緊急事態なので国会や自由や人権は停止する」
 国民「どこにどんな緊急事態があるのか」
 首相「それは明かせない」
となることがはっきりした。
 もちろん、「ほんとうのことが書かれた文書はここにある」という内部告発者は秘密保護法違反で逮捕され、籠池夫婦の二の舞となる。

 自民党は「9条に自衛隊を明記しても現状と変わらない」と言う。
 だが憲法学者の指摘するところ、憲法に自衛隊が明記されたならば、自衛隊の公共性が認知され「公共の福祉」のためということで「徴兵制」が法理論上可能になるという。

 ここ数十年の政治を振り返ると、日本会議に代表される安倍右翼政権の戦術は明らかだ。「小さく生んで大きく育てる」だ。
 規制改革、特区、内閣府での官僚人事、メディア干渉等々だ。
 囲碁や将棋ではないが、庶民には「大局観」が求められている。

 天網恢恢疎にして漏らさずという言葉がある。
 安倍政権の大嘘は誰の目にも明らかだ。
 キーポイントは、批判し続けることにうんざりして飽きてしまうことだ。

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