2016年12月4日日曜日

餅つき禁止!?

   昨日は「町内餅つき大会」の準備作業だった。
 ということは、今日は本番になる。

 さて、先週、日本農業新聞が「食中毒防止の観点から餅つき禁止の自治体が出てきて、餅つき行事を中止した団体もある」と報じた。
 テレビの「ちちんぷいぷい」でもよく似た内容の報道がされたし、タイミングよく??わが家のポストに京都府のノロウイルスのチラシも全戸配布された。
 数年前から餅つきを止めた団体も近くに幾つかある。

 この種の話は昨年も書いたことなのだが、わが地域の保健所は何年か前から「登録された特定の人しかお餅を触らないよう」指導してきた。なので、ここ数年、自治会では子どもたちに丸めさせないようにしてきた。私の「反対意見」は通らなかった。保健所は杵でつく人も特定するようにといってきたが、さすがにこれはあまりに馬鹿馬鹿しいので無視してきた。
 また、別の話だが、わが自治会では使用していないのだが、プロパンガスの使用について消防署は否定的な言葉を吐き、薪コンロにするというと、野焼き禁止だダイオキシンだという話が役所から出る。
 ボランティアでイベントをするのもいやはや大変なのだ。

 元に戻って、厚生労働省監視安全課によると、餅つきを原因とした食中毒発生件数の統計はないという。ないのだ、
 もし、統計に基づいて少しでも可能性のあることを禁止するというなら、仕出し弁当や外食産業は全面的に廃業させなければならないことになるだろう。なぜなら、その業種での食中毒は時々報じられている。
 なので結局、弱い者いじめ、小さい者いじめ的に「起こったら大変だ」という思想がこの瑞穂の国を席巻しているわけだ。(またまた横道だが、カジノ法案で依存症が増えて事件を起こすようなことが増えるのはこれは間違いないことなのだが、その件では「起こったら大変だ」と言わないのも不思議だが、それはまあおいて置こう)

 クレーマーが善とされ、「責任者出てこい」を一番恐れる役所にも同情しないわけでもないし、そもそも企業では成果主義が善とされ、「何かが起こったら」減点されるものだから、賢明な選択が「何もしない」「少しでも危険性のあることは止めとこう」「見て見ない振りをする」となるのもむべなるかなである。
 以上のこと以外にも、重い杵で餅をつくのだし、熱湯が行き来するから、餅つき行事はけっこうなリスクがあるのも事実だ。ということを言えばほんとうにキリがない。
 そこでわが自治会だ・・・。

 前述のようにここ数年は「限られた人だけで丸めてきた」が、今年はついに「手洗いの徹底とビニール手袋の使用を前提に子どもたちにも丸めさせよう」と素晴らしい決定をした。
 「伝統だ、文化だ」といいながら何もさせない。ただ見ときなさいではよくないと一致した。
 手洗いが不十分な子供を見つけたら役員でなくても徹底させればいいのだ。結局、世間一般では大人が大人でなくなっていないか。
 他家の子をよう叱れない大人が、見て見ぬふりをして、常に自分を「お客様」の位置においておいて「何かがあったら」クレームをつける。
 食中毒の心配よりも、この国の大人の未熟さの方が私は哀しい。
 わが自治会は偉い!
 今日は本番だ。

    冬ざれや餅つきするなのニュースあり

1 件のコメント:

  1.  問題は餅つきのことではなく、日頃は見て見ぬふりをして自分に火の粉がかからないように隠れて、結果に対してはクレーマーになる大人のことだと思う。

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