2016年8月21日日曜日

メッシュベスト ピンからキリ

   天気予報では「今日の最高気温は38度でした」というようなニュースが近頃続いている。
 記憶違いかもしれないが、私が小さかった頃は暑い暑いと言っても33度までだったような気がするのだが・・・
 「地球温暖化」に異論を唱えている人もいるが、私は素朴に「温暖化している」と感じている。
 各種データも北極海の氷もそれを示している。

 そんな熱い夏に外出するときには、少なくとも財布、小銭入れ、免許証と各種カード入れ、スマホ、家や自動車のキー一式をどのように持つのかが悩ましい。
 場合によっては、ピタパの入った名刺入れ、自転車のキー、ペン、メモ帳も加わる。
 もっと加わるときには、バッグなりザックなりを利用するが、そうでない場合、ズボンのポケットでは溢れかえる。
 だからといってポケットのついた上着を着るのは暑過ぎる。

 なので私は、メッシュのベストを2着持っており、そのポケット機能を活用している。背中は全面的にメッシュである。
 今回、そのうちの1着に入れてあったボールペンのインクが染み出してベストを大きく汚してしまったので、買い替えることにした。

 先ず、格好のいいイメージがあったのでモンベルに行ってみた。
 結構多機能のかっこいいトレッキングメッシュベストがあったがその値段は12,500円+税だった。
 そこで、私の中の「大阪のおばちゃん的要素」に火がついた。
 お洒落着でもないからこれは何が何でも高すぎる。
 それに、背中(腰)の地図帳も入る大きなポケットは暑さ対策上は全く余計なお世話だ、と。

 さて、経験的にいうと、カラビナをはじめ登山道具と大工道具には大いに共通点がある。
 ならば、少々カッコは悪いがコーナンなら屋外工事従事者用のもっと安いのがあるはずだ。
 と考えて、数日後コーナンに寄ってみると、私を待ってましたとばかりに売れ残りが数点ぶら下げられていた。
 値段は680円+税だった。

 「安もん買いの銭失い」という諺があるが、失って後悔するほどの値段にも至らない。
 惜しむらくは肩の部分までメッシュであって欲しかったがしようがない。なにせ680円だ。
 東京のお方はこういう記事を「馬鹿じゃないの」と思うようだが、大阪人は何故か自慢したくなるのである。

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